今日は高円寺で打ち合わせをしました

この1ヶ月で3件も人身事故があったという・・・・おそるべき高円寺。

人身事故など起きませぬように・・と祈りを捧げながら

やっとの思いで、到着。

自殺防止のためにつけられた青い灯りが、ホームの端で、雨に濡れている・・・

こころ優しき駅員たちの、青い、祈りは、屋根も与えられず雨にそぼ濡れて

ただ ただ 昼も夜も

痩せた祈りを 捧げ続けている

それはまるで駅員さんのようですね

ただ ただ 昼も 夜も

どんなにまわりが明るくても わずかな青い光を 放ち続ける

・・・自分に 言い聞かせて いるのです・・・・

・・・きっと、意味、が、あるんだと

・・・自分の青い祈りが 誰かの それを とどめたと

・・・ただ ただ 信じながら 

・・・ぼくが消えたら 誰かが死んでしまう!

絶やさないように

静かに

青く 青く 祈りを捧げる

やがて大粒の雪が降りしきる 高円寺の駅のはじっこ

屋根のないところにある青い光が

こどもを たくさん 降り積もらせる

そうです わたしも一緒に祈りましょう

何をどう祈っていいのかも

わからない けれど

両手を合わせて

青になれ

青になれ

ああ、空から駅員が降ってくるよ

ああ、青い駅員がつぎつぎに舞い降りて高円寺に到着するよ

祈りのために 祈りのために

今日は空から参りました

いつしか わたしのコートにも次々に降り注ぐ

青い 青い 大粒の駅員たちが

わたしにささやく

お客さん、飛び込まないで、下さいね

そうして わたしは 思い知る

自分がいかに多くの祈りに 包まれていたのか

それからいろいろ乗換えをして帰宅した

中央線で 人身事故は どうやら なかったようだった

わたしもこうして無事に家で温まっている

駅員・・・・

寒くて暖かかった 駅員の祈り・・・・

窓を開けると

今年最後の、ぼたん雪が、まだ降り続いている

きっとこんな雪の日もほぼ時間通りに運行しているであろう電車のことを思い出す

明日はきっと銀世界

お客さん、お客さん、どうか、どうか・・・・・

駅員たちの青い祈りが

いつまでも いつまでも 東京に降り積もって

いた